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2007年6月28日 (木)

『ゼフィルスの卵』

Sr8333969

主に新聞に連載された短いエッセイをまとめたもので、割とすぐ読めてしまいました。
この本にあった「健康に最も悪いのは年をとることだ」はかなりの名言だと思います。
他にもいろいろありましたが、まぁ、忘れました(笑)
本に書かれた通りのことを記憶するより、具体的な詳細を忘れてしまった方が、言ってることの意味が身に付くような気がします(その実ほとんど忘れるんですが)。

そう言えば、この本にも「クオリア」について少し書かれていました。
で、クオリアの意味はだいたい分かったのですが、その概念が「何に使うのか」がやっぱり分かりませんでした。
どうも脳科学と連動した概念のようですが、その脳科学にピンとこないのです。
そういうふうに「自分の脳を棚に上げて考える」のは都会人で文系の欠点だ、と養老孟司さんの本に書かれていたようですが、まぁ仕方ありません(笑)

池田清彦さんの本は以前、進化論について書かれたものをいろいろ読みました。
どんな進化論というのはひとつの「説」であって、それを絶対的なものとして信じるのは「非科学的」だ、というような主旨で貫かれていたと思います。
それで「進化の系統樹」を茶化した「進化論者の系統樹」のイラストが表紙の本もあって、そういうイジワルなセンスはエッセイにも十分生かされています。

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コメント

>どんな進化論というのはひとつの「説」であって、それを絶対的なものとして信じるのは「非科学的」だ、というような主旨で貫かれていたと思います。

そもそも、一度きりの現象を科学で扱うのは無理なのであって、進化というものがまさにそれであるということが、池田さんの「科学とオカルト」に書かれていたと思います。

投稿: TAKAO YAMADA | 2007年7月 2日 (月) 23時47分

進化と言うのは不思議なことに、実験で再現することができませんから・・・何度でも実演できる「スプーン曲げ」の方がよっぽど科学的といえるかもしれませんw

『科学とオカルト』は読んでないので今度探してみます。

投稿: 糸崎 | 2007年7月 3日 (火) 00時47分

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