方法論としてのインタビュー
今朝目覚めると、目の前にこんな景色が・・・JR高尾駅近くの神社のケヤキです。
夕べはぼくが連載している『デジタル写真生活』誌の編集者&ライターと飲み会でしたが、特にライターのタカザワケンジさんからいろいろ興味深いお話が伺えました。
タカザワさんは写真家や小説家などのインタビューを多数されていて、そういう方の知識体系と言うか、頭の使い方の一端を垣間見たような気がします。
と言うか、作品や作家に対しての「自分の気持ち至上主義」を回避する為の方法論として、「インタビュー」と言うのがあるなと、改めて気付きました。
別に記事に書いたりする前提が無くとも、インタビューする気持ちで相手の話を聞けば、「自分の気持ち」とは無関係に情報を得ることが出来ます。
もちろん「他人の気持ち」はあくまで「自分の気持ち」で解釈するものです。
つまりインタビューとは「自分の気持ち」を棚上げにして「他人の気持ち」を聞き、それを「自分の気持ち」で解釈する行為で、これにより単純な「自分の気持ち至上主義」が回避できるわけです。
もっともこんなことは「聞き上手」と言われる人は誰でも行なってることで、そういう人はまた「話し上手」でもあったりするのです。
ぼくは自己主張が強い上に他人の話を聞く集中力に欠けるので、優秀なインタビュアーになるのは難しいかもしれませんが、このブログで何かインタビューを掲載する、と言うのも面白いかもしれません(笑)
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