写真も絵画も難しいです
5月22日はまず、アップフィールドギャラリーで開催中の企画展『ながめる・まなざす DIVISION-2』のトークイベントに行ってきました。
しかしは美術家のクボタタケオさんでしたが、写真家のみなさんへのツッコミがなかなか鋭くて面白かったです。
その後駆け足でマキイマサルファインアーツで開催の、山本藍子さんの個展のオープニングへ。
まぁ正直、山本藍子さんの絵はぼくには難しくてちょっと分かりませんでした。
それは『ながめる まなざす』の写真家諸氏の作品も同じで、どれもぼくには難解です。
難しいとか分からないというのは、つまりそれらはぼくが「非人称芸術」のコンセプトによって否定したものだからなのですが、つまりそれが「反芸術」としての態度です。
しかしオルテガが指摘したように「反○○」と言う態度は結局、○○の存在を前提に、○○に寄生する形でしか成立し得ないわけです。
だからぼくも「非人称芸術」のコンセプトをより確実なものにするためにも、いちどは自分が否定した「分からないもの」に向き合う必要がある。
と言うことで、「写真」というものをあらためて知るために「blog4」にあるような「写真」を自分も撮ってみてるのですが、その分「写真」についてはちょっと分かったような気がします。
しかし「絵」については、あまりに分からない世界があるのが分かって絶句してしまったのですが、やはり「絵」を知るために自分も「絵」を描く必要があるのかも知れませんw
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