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2010年12月24日 (金)

モダニズムと構造主義

モダニズムは<神>という「非実態」について考えるのをやめ、自分という「実体」からスタートする考えなので、誰にでも分かりやすい。
しかし構造主義は、関係という「非実体」からスタートする考えなので、一般には理解されにくい。

「関係論」には二種類ある。
1:「実体」と「実体」の関係を捉える関係論。
2:実体を否定し、全てを「関係」と捉える関係論。
ぼくは後者を心がけるつもり…

「実体」と「実体」の関係を考察しても構造主義にはならないが、ポストモダニズムにはなるかもしれない。
ポストモダニズムはモダニズムの亜流なので、結局はどっちもモダニズムなのだ。

同じように、ポスト構造主義は構造主義の亜流なんだから、どっちも「構造主義」と考えたほうがシンプルで使い勝手が良い。
構造主義は、人類に普遍の「構造」を見い出す方法論。
ポスト構造主義は「構造」に操作を加える方法論。
どっちも「構造」を扱うんだから、どっちも「構造主義」だと理解した方が、かえって混乱しないように思う。

「構造主義」を意図的に選択しない者は、自動的に「素朴な実体論者」になる。
日本で生まれた者が、自動的に「日本人」になるように…

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