芸術と犯罪
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「反芸術」とは「芸術」に対する犯罪的行為である。
例えば印象派絵画は、アカデミズム絵画に対する犯罪的行為だといえる。
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犯罪的芸術は成立するが、芸術的犯罪は成立しない。
なぜなら、犯罪は芸術になり得ないからである。
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犯罪者の匂いのする芸術家による、犯罪の匂いがする芸術作品。
犯罪者の匂いのしない芸術家による、犯罪の匂いがしない芸術作品。
犯罪者の匂いのする芸術家による、犯罪の匂いがしない芸術作品。
犯罪者の匂いのしない芸術家による、犯罪の匂いがする芸術作品。
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リアルな犯罪は芸術になり得ないが、リアルな芸術は犯罪的である。
リアルな精神病はリアルな芸術になり得るが、そのような芸術は長続きしない。
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犯罪は悪であるが、合法的な範囲で「犯罪的」なことはむしろ善いこととされる場合がある。
芸術に限らず、世の中で大成功している人は、犯罪者ではないのはもちろんだが「犯罪者的」ではある。
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犯罪的な善行や、犯罪者的な善人が存在する。
善行的な犯罪や、善人的な犯罪者も存在する。
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犯罪者的な芸術家は、リアルな犯罪行為を人一倍憎悪する善意の人でもある。
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コメント
触る前からとろっとろでしたよ、あの子のオマンチョスは!!
ぬゅぷぬゅぷ気持ち良くて5分もたなかったわww
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投稿: たまんねぇ~♪ | 2010年12月 2日 (木) 20時49分