2001年宇宙の(細か過ぎる)旅
『2001年宇宙の旅』をまたDVDで借りて見直しているのだが、非常に細かいネタを発見。
映画のラスト間際、木星軌道上を漂う謎の物体「モノリス」と接触したスペースポッドが「光のトンネル」を抜けると、なぜか豪華ホテルのような室内に着陸している…
ポッドの乗務員ボーマンは、呆然としながら部屋を抜け隣のバスルームへと向かう…
ここで画面右下に映るベッドの一部に、「黒い衣類」が置かれているのに注目。
そしてバスルームのボーマンが部屋の方を振り返ると、ベッド上の「黒い衣類」が無くなっている!
もちろん、普通に観てると気づかないが…
さっきの「黒い衣服」は恐らく、部屋の奥にいたこの老人(年老いたボーマン)が着ていた黒いガウンなのだろう。
と言うわけで、このガウンが宇宙服姿のボーマンの背後に既に置かれていた、と言うのが今回の細か過ぎる発見w
ちなみに年老いたボーマンが食事するのは、スペースポッドが着陸したのと同じ場所。
他にも繰り返し観るたびに色んな発見ができる、素晴らし過ぎる映画です。
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コメント
あまり映画は見ないのですが、60年代頃のアメリカ映画は背景にいろいろ仕込まれているのが多かった気がします。
グレートレースという映画などは背景にストーリーとは無関係なギャグが満載で、ストーリーよりそれを見つける方がオモシロかった記憶があります。
スタンリー・キューブリックの画像は独特なテンションを感じていましたが、ひたすら広角で撮っていたようで、撮る側の視点で映画を見直したら結構オモシロイかもしれませんね。
投稿: 遊星人 | 2011年7月22日 (金) 18時58分
遊星人さん
>グレートレースという映画
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B000068RKL/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
アマゾンレビューでも絶賛ですね。
ぼくは映画は未見ですが、駕籠真太郎のパロディマンガを先に見てしまいましたw
投稿: 糸崎 | 2011年7月23日 (土) 01時53分