« 宗教的思考と芸術の理解 | トップページ | トランスフォーマーと陰謀論 »

2011年7月10日 (日)

「陰謀論」の楽しみ方


「陰謀論」大好きな友人に教えてもらった動画。
シリーズもので何本かに分かれている。
最初の動画は、911にジェット機が突っ込んだ映像の「煙」が不自然で、だから「作り物CGなんです。世界中が騙されているんです。」という主張。
しかしあらためて考えると、世界中を騙すためのCG映像が、なぜ簡単にばれるようなコピペで作られているのか?
ハリウッド映画のCGだって、もっと気を遣って巧妙に作るはずなのに・・・ということが疑問だ。

で、思い付くのがこの「CGの煙」そのものが、ありもしない「陰謀論」をでっち上げるための「ニセ映像」である可能性だ。
この動画はシリーズの中盤で「自分で調べて、自分で考えましょう」と視聴者に呼びかけている。
しかしそう言われて、実際に自分で他のニュース映像などを検索し、上記の動画とキチンと比較検証する人はどれだけいるだろう?
ぼくはもちろん、そう言う面倒なことはしてないし、多くの人も同じではないかと思うのだ。

たいていの人々は「自分で調べて、自分で考えましょう」と呼びかけられると、「そう呼びかけている人の言葉は信頼できる」と判断し、自分自身で調べる手間を省略してしまう。
そのような人間の心理を応用すれば、「あなたは洗脳されている」と呼びかけることで「逆洗脳」を行うこともできるだろう。

それに、「陰謀論」とは多くの人に知られていないからこそ「陰謀論」なのであり、それを相手に伝えることは「あなただけが知っている」という一種の特権意識を与えることでもある。
だから「陰謀論」を吹き込まれている人は、相手のおだてに乗せられて、良いように操られている可能性がある。

いや「洗脳」とか「操られる」は大袈裟な話として、多くの場合「陰謀論」は単なるジョークに過ぎず、それを相手にマジに信じ込ませるのも「陰謀論」の楽しみ方のようだ。
特に日本ではまだ「陰謀論」はなじみが薄く、コロッと騙されマジに受け取る人も多いらしい。

という可能性を頭に入れて、続きの動画を楽しみましょう(笑)

|

« 宗教的思考と芸術の理解 | トップページ | トランスフォーマーと陰謀論 »

思想・哲学・宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 宗教的思考と芸術の理解 | トップページ | トランスフォーマーと陰謀論 »