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2011年7月23日 (土)

思い込みともの忘れ

Sdscf0041
* 好奇心旺盛な子供も大人になると、犬のように何も覚えなくなる。

いわゆる「本能」に頼って生きる動物は「思い込み」と「もの忘れ」の世界に生きている。
しかし人間は「考える」と「覚える」という能力を持ち、あらゆる環境に適応し、環境そのものを改変する力をも手に入れた。
しかし環境が安定すると、人間も「思い込み」と「もの忘れ」の世界に生きるようになる。

「思い込み」と「もの忘れ」ほど恐ろしいものはないのに、我ながらなかなかそれが自覚できないのが恐ろしい。
そして「思い込み」の世界から外に踏み出そうとすると、恐ろしさのあまり足がすくんでしまう、という恐怖を「もの忘れ」してしまう。

平和に慣れ切った人々は人間的な「考える / 覚える」能力を捨て、動物的な「思い込み / もの忘れ」の世界に生きるようになる。
そのような人間が親になると、動物に育てられた「狼少女」のような人間がまた増える。
インドで発見された「狼少女」は作り話に過ぎなかったが、現代日本人の多くが、動物的な親に育てられた「狼少女」と化しているように思える。

もちろんこのことは、自分自身にも当てはまる。
自分がこうなったのも親のせい・・・とは言えこれは生物学的かつ社会学的事情なので、ぼくも自分の親を恨むつもりはない。
しかし気づいてしまった以上、心の中で叫ばざるを得ない。
「早く人間になりたい!」

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