« 「路上ネイチャー」から見た放射能問題・自然のリテラシーから情報リテラシーへ | トップページ | ユニクロとメディアリテラシー »

2012年2月21日 (火)

子供とメディアリテラシー

Sr8619821b

「子供の科学4月号」に掲載予定の記事の、下書きのそのまた下書きのtweetをまとめてみた。
2011年12月27日の投稿。

****

メディアリテラシーを身に付ける基本は、「反対意見にも目を通し、両者の考え方を比較する」「なるべく広い分野の知識を身に付ける」「常に自分が間違っている可能性を考慮する」かな?
逆にリテラシーがない人は、自分の賛成意見だけに目を通し、狭い分野だけの知識を身に付け、常に自分は間違ってないと信じている。
自分を過信して勉強しない人は、結局は他人に騙され、情報に振り回される。
メディアリテラシーの基本は、あらゆる問題に「客観的な正解」が存在し得ないことを理解して、あえて「自分なりの正解」を創造することにあるのではないかと思う。
だとすれば、これを学校で「正解」を学んでいる最中の子供に教えることは可能なのだろうか?
義務教育はさまざまな事柄の「正解」を子供に学ばせる。そのように身に付けた知識の「応用」として、メディアリテラシーはあるのかも知れない。
だとすれば子供にそれを教えるのは困難だろう。
しかし特に放射能に関しては、メディアリテラシーに無頓着な大人は子供を守ってくれないのだ。
人間は「不安」を抱くことで知恵を使い危険を回避することが出来る。
しかしそれは知恵を付けた大人だから出来ることで、子供には不可能だ。
だから大人は子供を不安にさせないよう、危険な情報を隠蔽して安心させる。
その上で大人は責任を持って、子供の安全を守ろうとする。
ところが、現在の日本政府は「庶民」を子供扱いして、だから危険な情報を隠蔽して安心させようとする。
しかし当然のことながら、政府には人々を守る力も責任感も無い。
「君主は無垢な庶民を子供のように守らなければならない」という儒教の教えが都合良く変形したかたちで残されている。
民主主義国家の市民は政府による保護なんか当てにせず、自分の身は自分で守るのが基本で、そのための武器のひとつがメディアリテラシーだ。
と捉えれば子供にだってメディアリテラシーを教えることは出来る。
子供は親の保護下にあるけれど、いつか自立しなければならない、と教えるのも教育だから。
メディアリテラシーって何歳くらいの子供から教えられるんでしょうか?ぼくは子供はいないし、自分の記憶も定かではないですが…でも「子供とメデイアリテラシー」は現代的テーマだと思う。
なぜって大人が頼りにならないからw
しかしそもそも「子供にメディアリテラシーを教えるのは無理」と考える事は「庶民に本当のこと知らせるとパニックになる」と考えること根っこが同じ。
どちらも相手を一律に捉え信用してない。子供も大人も「人それぞれ」だから、わかる人にはわかるし、そうでない人なそれなりに…w

|

« 「路上ネイチャー」から見た放射能問題・自然のリテラシーから情報リテラシーへ | トップページ | ユニクロとメディアリテラシー »

思想・哲学・宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「路上ネイチャー」から見た放射能問題・自然のリテラシーから情報リテラシーへ | トップページ | ユニクロとメディアリテラシー »