日本ラカン協会ワークショップでの『フクシマアート』
7月29日に専修大学で開催された、日本ラカン協会主催のワークショップ『カタストロフィと精神分析―東日本大震災をめぐって』に、講演者の一人である彦阪尚嘉さんのお手伝いも兼ねて参加した。
彦坂さんの講演テーマは『《正常性バイアス》と人格構造〜3・11のカタストロフィーと心的領域のデジタル化』。
今回の彦坂さんは、ご自身としては初めての試みとして、原稿を用意して講演をされたのだが、その全文をブログでも公開されている。
http://kb6400.blog38.fc2.com/blog-entry-620.html
スクリーンに上映されているのは南相馬市の被災者住宅集会所に、『フクシマアート』の一環として描かれた壁画作品。
ぼくの『フクシマアート」も上映。
ガイガーカウンターの計測グラフと、計測場所の風景写真を合成した『日本マイクロシーベルト』である。
http://www.fractionmagazinejapan.com/jpne/cn47/pg397.html
さらに福島市在住で福島民友新聞のカメラマン、矢内靖史さんの『フクシマアート』である『棕櫚の日曜日』も上映。
矢内さんの写真も、以下のブログで見ることができる。
http://alukufukushima.blog.fc2.com/
ちなみにこれは講演者による対談の様子で、そうそうたる顔ぶれを比較するだけでなかなかに興味深い(笑)
この間、我々のフクシマアートもエンドレスで上映され、来場された皆さんにもじっくりと見ていただくことができた。
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