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2012年8月10日 (金)

我ヨリ他ニ神ハナシ

神を信じることの意味は、自分が神のように万能では無く、神のように永遠に生きられないことを、認識することにある。逆に言えば、神を信じない者は、自らが万能で永遠の命を持つ神として振舞う。

ゆえに、神を信じる者は人であり、神を信じない者は神である。神を信じる者は自らの無知無能と向き合う人となり、神を信じない者は自らが全知全能の神となり「宗教とかアリエナイしwww」などと宣う。

全知全能の神を信じる者は、自らの無知無能と向き合い、神を信じない者は「小さな全知全能者」として振舞う自らの姿から目を逸らす。

神を信じない者は、神が実在すると素朴に信じており、だから必死になってその存在を否定する。

「神様なんかいるワケないじゃんw」とか「宗教とかアリエナイしwww」などと言う人に限って「我ヨリ他ニ神ハナシ」と思いなしている。

全知全能の神として生まれた子供は、無知無能を自覚することで人間へと生まれ変わる。

認識の範囲を狭めれば、人は誰でも全知全能の神になれる。認識の範囲を広げると、無知無能を自覚して人間へと生まれ変わる。

全知全能と永遠の生命は神が所有しているのに、それをぼく自身が所有してるように、実のところまだどうしても思えてしまうのだった。

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