« 反省と失望 | トップページ | 冒険者と臆病者 »

2012年9月19日 (水)

価値観の多様性を認めるコツ

ようやく分かってきたのだが、価値観の多様性を認めるコツは「価値観の多様性を認める事」、これに尽きる。

価値観の多様性は、他人の「間違った価値観」「間違った判断」「間違った認識」「間違った常識」「間違った行動」など、様々な「間違い」として立ち現れる。

他人の間違いを指摘し正そうとすることなく、間違いを価値観の多様性の表れであると観て、これにより生じた不具合は黙って自分が処理をする。
いつでも自分が「正しい」と思ったことを成し遂げるのみであり、何事も他人に頼ったり、押し付けてはならない。
これが「価値観の多様性を認める事」なのである。

間違った他人にカリカリ頭に来ている人は、価値観の多様性を認識せず、これを認めない人に他ならない。
自分が「あの人は間違っている」と思う事自体、自分もまた他人に「あの人は間違っている」と思われている事の表れだと観なければならない。

他人の間違いを、その人自身に認めさせたり、正すよう要求する事は、本質的に不可能であり無意味である。
なぜなら「間違っている」と判断しているのは他ならぬ自分なのであり、だからその間違いを、自分自身が自分のために正す事だけが、唯一可能なのである。

自分とは異なる価値観を理解することは不可能で、いつまで経っても相手の間違いは「間違い」としてしか認識できない。
しかし「間違い」を主張する相手に対し、自分が黙って言いなりになりさえすれば、あらゆる問題は即時に解決する。
間違いを主張する相手を自分の姿を映す「鏡」と観て、だた自分自身の間違いを正すだけで済むのである。

|

« 反省と失望 | トップページ | 冒険者と臆病者 »

思想・哲学・宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 反省と失望 | トップページ | 冒険者と臆病者 »