言いなりか、拒絶か
他人の言いなりか、拒絶か、二つに一つしかない。
他人の言いなりか、拒絶か、二つに一つしかない。
他人に命令する者は、別の他人から命令を受けそれを引き継いでいるに過ぎず、命令者の自発性や自由意志といったものは存在しない。
他人の言いなりか、拒絶か、二つに一つしかない。
自分の意思には何の価値もなく、そもそも自分には何の意思もない。
他者の欲望を読み込んでそれを実行するか、何も読み込まず何もしないか、どちらかしかない。
他人の言いなりか、拒絶か、二つに一つしかない。
世界とはあらゆる他者の欲望に満ちており、自分はその反応によってのみ行動する。
そして他者の欲望の拒絶、反応の拒絶、行動の拒絶としてのみ自分の自由意志は成立する。
他人の言いなりか、拒絶か、二つに一つしかない。
言いなりになることは楽であり、無駄な拒絶は疲れをもたらす。
他人の言いなりか、拒絶か、二つに一つしかない。
言いなりになる者は楽をしながら和をなし富を得る。
拒絶する者は苦を背負いながら不和をなし富を失う。
他人の言いなりか、拒絶か、二つに一つしかない。
今日一日、どれだけ無駄な拒絶をし、他人の言いなりで楽をすることを棒に振ったのかを、反省すること。
他人の言いなりか、拒絶か、二つに一つしかない。
同じ他人の言いなりを続けて、他の他人の言いなりを拒絶し続けると、マンネリに陥る。
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