« 反転と許容 | トップページ | 視点と心 »

2012年10月 8日 (月)

ストレスと創造力

確信に満ちて躊躇しない者は圧縮率が高く、優柔不断で躊躇する者は圧縮率が低い。
勇気の源は圧縮率の高さにあり、臆病の源は圧縮率の低さにある。
圧縮率は、経験と知識の入力によって高められ、表現により放出される。

いや、表現には圧縮と放出の二種類があると言えるのかもしれない。
ストレスの圧縮として表現するか、ストレスの放出として表現するか…?

ストレスは、放出するより溜め込んで圧縮率を高める方が、クリエイティブと言えるかもしれない。
ストレスに疲弊することなく、ストレスをどんどん溜め込んで破裂することの無い、圧力容器のような精神を構築すること。

あらゆるストレスの源流を辿ると、死への恐怖に辿り着く。
人間は誰でもいずれ死ぬ、という理不尽な運命への恐怖が、あらゆる種類のストレスへと分岐する。
多くの人は「自分はいずれ死ぬ」という恐怖を和らげるため、それを様々な種類のストレスに変えて分散させ、それらの放出で気を紛らわせている。
「自分はいずれ死ぬ」という理不尽な運命を直視し、その恐怖によるストレスをどこまでも溜め続け、その圧縮率の高さが創造力の源となる。

|

« 反転と許容 | トップページ | 視点と心 »

思想・哲学・宗教」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 反転と許容 | トップページ | 視点と心 »