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2012年11月22日 (木)

段取りと永遠の生命

他人のアドバイスは信用できない。
なぜなら人は、自分に出来ないことを他人にやらせようとしてアドバイスするからである。

他人の観念的なアドバイスに振り回されるほどバカバカしいことはない。
観念だったら何とでも言えるのであり、それには何の実効性もなく、従って無意味でしかないのだ。

自分の欠点は分かりにくいのに、他人の欠点はよく分かる。
と言うのは嘘であり、人は自分の欠点を、他人と言う鏡に映して見るのである。
つまり人は他人の欠点を見ることが出来ず、自分の欠点を知るのは自分のみなのである。

・・・などと思っていたら、またしても段取りを間違えてしまったのだが、すっかり自分に騙されてしまった。
このように、つねに自分は自分を騙し破滅に追い込もうとするのであり、よくよく気をつけなければならない。

自分は一切信用できず、信じられるのは「段取り」だけ。
自分は「永遠の生命」を夢見るが、段取りは自分の命に限りがあることへの自覚から生じる。

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コメント

糸崎先生の文章は、
手のつけようのないルービックキューブのように難しかったり、
かと思うと分かりやすかったり、面白いと思います。

(・∀・)

投稿: (・∀・) | 2012年12月 2日 (日) 15時34分

お褒めいただきありがとうございます(笑)

投稿: 糸崎 | 2012年12月 3日 (月) 01時55分

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