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2013年6月29日 (土)

主張と行き詰まり

量産された偽物の知識、により組み立てられた主張が存在する。

本物の知識は量産できず、だからこそ量産可能な偽物の知識が存在する。

同じ理屈によって、ファーストシンキングによるファーストアートが存在する。

ところで、何事かに行き詰まった時は、これまで自分が興味を持たなかったことに興味を持ち、これまで自分が拒絶していたものを受け容れることが、有効である。

そもそも行き詰まりの原因は、それらをしてこなかったことにある。

そしてあらゆる主張は、コミュニケーションを拒絶した、偽物の知識により組み立てられている。

その証拠に、主張する人はコミニュケーションを拒絶し、認識を拒絶する。

主張する人は、コミュニケーションも認識も必要とせず、本物の知識も必要としない。

だから主張する人は行き詰まるのであり、行き詰まりが繰り返しの主張となって現れる。

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