フロイト『機知』(1905年)抜き書き03
●これらの例では同一語が多重使用されると言っても、そこに二重意味的要素は全くない。等に私が強調したいのは意外な新しいまとまり_表象の相互関係、相互定義、あるいは共通の第三のものへの定義_がここでは生じていることである。この現象を私は「一体化」と呼びたい。
●続けて何度も同じように反応した人物が、その次に同じような仕方で答えるが、今回は不適切で裏目に出てしまう。彼は慣れ切って自動作用に身を委ね、状況の必要に合わせる事を怠ってしまう。
●どの例でも、思考と表現を目的に応じて変更する事がなおざりにされ、自動作用が勝利する。
●「いいえ」というしかないところ、その代わりに反対の答えをする点にこそ基地の手段があるということである。反対の答えができるためには「はい」と言った後で「ただ」と続けねばならず「はい」プラス「ただ」が「いいえ」と同じ意味になるのである。これを「反対物の提示」と名付けたい。
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