先生一人、生徒一人
夢見る人に夢はなく、現実を見据える人に夢がある。
人格改造講座。先生一人、生徒一人。他人の人格を変えることはできす、自分で自分の人格を変える事だけができる。
現代の技術が日進月歩なのに対し、現代人の多くが自らの人格を進歩させる事なく「変わらない自分」のままでいようとする。
多くの人は技術の進歩を望み、自らの人格の進歩を望まない。
技術的に革新的であり得ても、人格的に革新的な人は実に少ない。
iPhone5がiPhone5sにバージョンアップしたように、自らの人格をバージョンアップさせようとする人は実に少ない。多くの人の人格は初代iPhoneのままであり、スマートフォン以前の携帯電話のままであり、昔ながらの黒電話のままであり、そのように「完成し切った自分」を維持する。
技術の飛躍的な進歩により、例えば電話もカメラもその概念が解体され、別物に進化している。一方で、自分を飛躍的に進歩させ、古い自分の概念を解体し、別者の自分に進化しようとする人はいない。
| 固定リンク
「思想・哲学・宗教」カテゴリの記事
- 2010年3月tweet(2010.03.31)
- 存在と証拠(2014.04.21)
- 自己保身と自己犠牲(2014.04.21)
- 鏡のアフォーダンス(2014.04.20)
- 犯人と証拠(2014.04.19)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント