蓄積と構造
自分のリアルな感覚を疑う事は最高度の智慧であり、並の東大生ではまず無理である。
自分のリアルな感覚を疑う事により、記憶が蓄積される。
自分のリアルな感覚に疑いを持たない者は、記憶を蓄積しない。
自分のリアルな感覚を疑う事で、構造が構築される。
自分のリアルな感覚を疑わない者は構造を持たない。
例えば、グルメの親に育てられた子供は、自分の「美味しい」と思うリアルな感覚を、度々否定される。
これにより、親が示す「美味しい」と「不味い」の差異の記憶が蓄積され、子供の味覚判断が構造化される。
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