効率化としわ寄せ
ある部分の効率をよくすると、他の部分が非効率になることがある。効率が良くなった部分だけに注目し、非効率になった部分を見逃すことは良くないが、非効率になった部分だけにとらわれ、効率が良くなった部分を見逃し評価しないことも、また悪い結果をもたらす。効率と非効率のバランスを見極めること。
効率化のしわ寄せは、必ず何処かに現れる。そのしわ寄せは是正しなければならない非効率なのか?あるいは全体の効率化を成り立たせるために必要な非効率なのか?を見極める必要がある。部分的にどれだけ非効率であっても、そのおかげもあって全体が大幅に効率アップしている場合もあるのだ。
「計画は常に失敗する」と知っている人は失敗した際、臨機応変に創造力が発揮できる。計画に固執する人はその意味での創造力がない。
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