間違いと出発点
最善の出発点が存在する。
間違っている人は出発点が間違っている。
最善の出発点は、何をゴールとするかで異なる。
誰にとってもゴールは最悪の死を迎える。
物事の根本を学ばず、簡単なことから学ぶ人がいる。
何事にもアルケー、すなわち「第一のそれから」が存在する。
原因!原因を探って遡りさえすれば、どんな事物も解決できる!
何であれ、物事の原因を遡るという思考そのものが去勢されている。
対象物を構成要素に分解する見方と、一つのものを一つのものとしてだけ見る仕方がある。
目的が間違っている人は出発点も間違っている。
人は出発点を間違うことで目的を間違え、目的を間違えることで出発点を間違う。
例えば「非人称芸術」について考えることは、「非人称芸術」の起源を遡って考えること。
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